キャッシュとは?
キャッシュとはある場所からある場所の中間に位置して、通信の速度向上や負担を下げる役割をするものです。
もう少し詳しく
キャッシュはWebブラウザなどで使われています。
WebブラウザからWebサーバに対して、
毎回必要なタイミングで、直接データを持ってこようとすると時間がかかる上、
全ての要求をWebサーバが処理すると、サーバの負担も大きくなります。
そこで、中間にキャッシュと呼ばれる一時的にデータを保管でき、
より高速に通信できる領域を用意します。
そうすることで、データが必要なタイミングが発生した時にも、
キャッシュにデータが残っているうちは、Webサーバまで取りに行く必要はなく、
より高速に通信できるキャッシュからデータを持ってきます。
キャッシュにデータが残っていて、キャッシュからデータを取得できた場合を「キャッシュヒット」
キャッシュにデータが残っておらず、データベースまで取りに行く場合を「キャッシュミス」と呼びます。
「キャッシュを削除」というワードを目にしたことがあるかもしれませんが、
このキャッシュ領域に貯まっているデータを削除する意味になります。
まとめ
キャッシュはWebブラウザだけでなく、
コンピュータの記憶領域など、様々な場面で使用されています。
ある特定の物理的なものを指すのではなく、概念的なイメージになります。
何かと何かの中間にあり、何かしら効率を高めてくれるものと覚えていただけるとよいと思います。
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