SDカードは用途別に様々な種類があります。金額も幅広く、何を選べば良いか分からないといった方も多いのではないでしょうか？
ここでは、用途別におすすめのSDカードを紹介したいと思います。
ビデオカメラにおすすめのSDカード
ビデオカメラに使用するSDカードは、ビデオカメラの性能に合った転送速度の規格を満たした製品を選ぶ必要があります。
この転送速度の規格はビデオスピードクラスと呼ばれ、V6～V90まで規定されています。
Vの横にある数値は転送速度の最低保証速度です。V6だと最低６MB/秒でデータを転送でき、V60だと60MB/秒となります。
SONYのビデオカメラHDR-CX680だと、公式サイトにはXAVC S HDモードで約50Mbps、AVCHD PSモードは約28Mbpsとあります。
1Mbps = 0.125MB/秒の為、50Mbps = 6.25MB/秒 28Mbps = 3.5MB/秒 となります。
このことから、HDR-CX680ではV6以上となっているSDカードであれば、データを転送する際のもたつき無く、ビデオカメラの性能に合ったものを選ぶことができます。
また、SDカードには様々なサイズがありますが、
先ほどのHDR-CX680だとAVCHD PSモード(3.5MB/秒)で録画した場合、
64GBのSDカードで約5時間録画することができます。
64GB（64,000MB） / 3.5MB/秒 = 18,286秒 → 約305分 → 約5時間
こちらを参考に、ご自身の用途に合ったサイズを選んでいただければと思います。
マイクロSDカードに対応していないビデオカメラには変換アダプタを使用するか、
通常規格のSDカードを購入してください。
デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼におすすめのSDカード
デジタル一眼レフカメラも写真やビデオを撮影する上で、ビデオカメラと同様に転送速度が重要となります。
UHSスピードクラスを確認しClass3以上のものを選べば、一眼レフカメラの連射撮影もスムーズに行うことができます。
スマートフォン・タブレット・ゲーム機におすすめのSDカード
スマートフォンやタブレット、ゲーム機の中には、本体の容量に加えてSDカードへ音楽や画像、動画を保存することのできるものがあります。
ビデオカメラのように細かな性能は気にする必要は無い為、本体だけでは不足すると感じたサイズに合ったものを選べば大丈夫です。
スマートフォンやタブレット、ゲーム機の種類によっては、使用できるSDカードのサイズに制限があり、最大サイズについては気を付けて選ぶ必要があります。
AmazonのFire HD 10は最大1TB等・・・
コメント